亜鉛の摂取で女性ホルモンの量が2倍になった人の話〜亜鉛と女性ホルモンの関係〜

ホルモン分泌に関与する亜鉛

ホルモン分泌に必要な亜鉛

亜鉛の働きのひとつとしてホルモンの分泌を助けるものがあります。体にはいろいろなホルモンが分泌されており、血糖値を下げるインシュリン・生殖器官に影響する性ホルモンなどがあります。これらホルモンの分泌は亜鉛がなければ促されないことがわかってきています。

 

女性ホルモン

女性に関係するのが女性ホルモンです。毎月の生理や妊娠などにも関係しており、女性らしい体つきも作っています。女性ホルモンには卵胞ホルモンのエストロゲン、黄体ホルモンのプロゲステロンの2種類があります。これら2つのホルモンバランスが変化し妊娠や生理などをコントロールしています。

 

女性ホルモンを分泌する脳

女性ホルモンを分泌する指令を出すのは脳です。必要な時期がくると脳は卵巣に指令を出し、指令を受けるとそのとおりに分泌されます。卵胞ホルモンは排卵前に一気に上昇し、黄体ホルモンは排卵後から分泌量が多くなります。

 

卵胞刺激ホルモンで卵子が成長

脳から指令を受けると卵胞刺激ホルモンが分泌され原子卵胞が成長しだします。成熟した卵子が排泄され妊娠が可能となります。

 

ホルモンに関与する亜鉛

これらホルモンの生成に必要となるのが亜鉛なのです。亜鉛が不足すれば脳から指令を受けても健康な卵子を作り出すことができません。

 

女性なら気になる「亜鉛と妊娠」について

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亜鉛が不足すると

亜鉛が不足すると

女性の体で亜鉛が不足すると女性ホルモンの生成に支障が起こります。卵巣には卵子の卵となる細胞がたくさん入っているのですが、脳から指令を受けて女性ホルモンが正しく分泌しなければ成長を促すことができません。亜鉛は女性ホルモンの分泌にも関与しているため、月経不順の方や不妊症の方も亜鉛不足を疑う必要があります。

 

卵子にも含まれる亜鉛

亜鉛は女性ホルモンの分泌に必要なだけでなく、卵子の細胞分裂にも必要な栄養素です。卵子自体にも亜鉛が含まれており、それが成熟して排卵するのに使われています。未完成な卵子が排卵しても受精能力を持たないことも少なくありません。

 

亜鉛不足の流れ

亜鉛が不足している女性はまず女性ホルモンの分泌量が乱れてきます。それにより排卵が促される月経不順に、そして最終的には不妊症へと繋がります。最初は生理が遅れる程度の人もいますが、そのままの栄養状態では排卵できず月経が止まることもあります。

 

女性に増えている不妊症

女性の間で不妊症が増えているともいわれています。若い頃にファッション性を重視するばかりに無理なダイエットを続けていると、将来の不妊にも繋がります。亜鉛は補えば量を多くできますから、不妊症の方も今から対策することができます。

 

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バストアップにも亜鉛

バストアップにも亜鉛がおすすめ

亜鉛は女性ホルモンの分泌や生成とも関係しているため、バストアップを目指す方にもおすすめの栄養素です。イソフラボンのような女性ホルモンに似た働きをする成分は有名ですが、女性ホルモンを直接作る補助的な成分は見逃されている傾向があるようです。

 

自分の体の中で作ることが大事

大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをします。しかし外側から女性ホルモンのような成分を摂取することとなるため、過剰摂取は避けるのが良いとされているのです。サプリメントでは1日に摂取する上限があるため注意しなければなりません。一方で亜鉛は女性ホルモンを作る補助となるものです。

 

女性ホルモンはバランスが重要

亜鉛を摂取すれば黄体ホルモン、卵胞ホルモンどちらのホルモン分泌も促すことができます。実は女性ホルモンに重要となるのは量よりバランスだといわれています。大豆で特定の女性ホルモンを増やすより、体内で作り出す分泌量を整えたほうが良いこともあるでしょう。

 成長ホルモンも促す

さらに亜鉛の嬉しいところは、バストアップにも有効となる成長ホルモンも促す点です。成長期の子どもに多くなっており、体を作る働きがあります。大人でも分泌していますから、バストアップのために分泌を促しましょう。

 

生理痛対策にも亜鉛

生理痛が起こるしくみ

生理痛が酷い人のなかには性ホルモンのバランスが乱れている人がいます。女性ホルモンの分泌とも関与している亜鉛が不足すると、十分な卵子が育ちません。すると排卵が遅れたり、卵子が排泄されないニセの生理が起こったりします。このようにして生理痛が酷くなったり、無月経になったりするため亜鉛は女性にとって重要なミネラルといえるのです。

 

子宮内膜が早く剥がれる

亜鉛の量が不足し女性ホルモンの生成が上手くいかないと、子宮内膜が早く剥がれ落ちます。本来は規則正しい周期で子宮内膜を作り、妊娠が無ければ剥がれ落ちるのが普通です。亜鉛の量が不足して女性ホルモンの量が減少している人の場合、生理時の不快感や痛みなどを伴うこともあると考えられています。

 

生理前のイライラ対策にも

女性ホルモンのバランスが整っていなければ生理前のイライラにも繋がります。生理前症候群と呼ばれる症状では、イライラ・気分の落ち込み・怒りっぽい・眠けが強い・体がむくむなど様々な症状を引き起こします。これらの症状の原因も亜鉛が不足している可能性があるのです。

 

食事はパンのみの方は注意

亜鉛はお肉や魚などに多く含まれているため、かんたんに済ませられるパン食の方は注意しましょう。生理対策にはバランスの良い食事と亜鉛が必要です。

亜鉛と生理前症候群の関係

マサチューセッツ大学の研究

月経前症候群の症状がある人はミネラルバランスがわるいことがわかっています。マサチューセッツ大学では25歳〜42歳の女性を対象に調査を行っており、3,000人ほどの人で研究結果を出しています。そのうち生理前症候群がある人、症状が無い人とで比較を行いいました。

 

ミネラルバランスが影響することが明らかに

結果ではミネラルの摂取量が少ない人ほど月経前症候群の症状が出やすいことがわかりました。調査内容は亜鉛や鉄分などの様々なミネラルに対してです。その中で月経前症候群と関連性が高いと判断されたのが亜鉛でした。

 

1日15mgの摂取が必要

日本の成人では12mg前後の亜鉛摂取量が推薦されています。そして研究結果で亜鉛の摂取が生理前症候群に有効だと考えられるのが1日15mgの量でした。この摂取量でしたら過剰摂取にもなりにくく、副作用は起こりにくいといえます。

 

サプリメントが有効に

ミネラルの摂取で月経前症候群が改善できるためにはサプリメントの摂取が有効だとわかっています。食事では食物の影響で吸収量が落ちてしまうことがあるため、サプリメントのほうが効率よく摂取できると考えられます。

 

ほかにも影響するミネラル

ほかにもカリウムの摂取量が多い場合でも改善効果が見込めるとしています。

不妊症の人はお肉がおすすめ

ダイエット中の方は不妊になりやすい

日本人女性はダイエットしていない人がいないといえるほどです。今の日本で不妊症が増えているのも亜鉛不足と関係があるといわれています。ダイエット中の方は摂取カロリーが少ないだけでなく、栄養素も足りない傾向があります。昔の日本人のような粗食ではカロリーが少ない割りに亜鉛の量もほどほど摂れていました。

 

亜鉛不足で卵子が作られない

亜鉛は細胞分裂やたんぱく質の合成に必要な必須ミネラルです。これが少なければ卵子が卵巣の中で成熟し排卵することができなかったり、排卵できても未完成で受精能力を持たない結果を生み出します。

 

流産しやすい人も栄養不足

妊娠してもすぐに流産してしまう方も栄養失調が原因です。亜鉛が不足すれば卵子が未完成となり、もし受精したとしても成長することができないのです。さらに日常的に亜鉛が不足すれば受精卵の細胞分裂が促されず、成長不良で流産する結果となります。

 

不妊症の方はもっとお肉を食べよう

不妊症で悩んでいるならもっとお肉を食べましょう。牛肉などお肉類には亜鉛が多く含まれ、たんぱく質との相乗効果で吸収率を高めてくれます。痩せたいという気持ちを重視して栄養失調になるより、お肉を積極的に食べて妊娠力を高めてみましょう。